関ジャニ∞やジャニーズWESTと、関西ジャニーズJr.のなにわ男子、Aぇ!group、Lilかんさい(リトルかんさい)らが一堂に会する初のイベント、「Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~」が28日、大阪府内で開幕した。7月28日の「なにわの日」にちなんで、スペシャルイベントを行った。

万博記念公園に次々とメンバーたちが登場し、太陽の塔の前の特設ステージに集合した。村上信五(38)が「僕たちが!」と叫ぶと、全員で「関西ジャニーズでぇ~す!」とあいさつした。ラストは70人以上が総出演し、ジャニーズWESTの「バンバンッ!!」を歌った。

新型コロナウイルスの影響でライブなどが中止になる中、ファンと生配信でつながる新しい試みだ。グループ横断の特別企画も。8月には大阪・松竹座で各グループが生配信ライブに挑戦する。Lilかんさい西村拓哉(17)は「先輩方とのコラボも含めて、この期間だからこそ実現した奇跡というか、2度とないことだと思う」と喜んだ。

府内各地で収録した映像もお披露目した。関西Jr.は、2025年大阪万博予定地の夢洲(ゆめしま)で歌唱。なにわ男子の大西流星(18)は「夢洲は今はまだ更地。今から成長していくという夢を持った僕たちと重なる部分があります」と話した。村上は「アラフォーから10代の子たちまで、我々だからこそ発信できる振り幅のある情報量を、5年かけてたくさんの方に届けたい」と意気込んだ。

○…イベントは、大阪府の全面協力のもと行われた。今月20日に吉村洋文知事(45)を表敬訪問した村上は、「僕の将来の職場がここになるのか、とロケハンさせていただきました。手応えは感じましたね」と振り返った。「吉村知事は年齢も近いですし、妙な親近感があります。府知事になった時はこういうスタンスでいったらいいんだな、という引き出しは増えました」と言って笑わせた。