今年末をもっての活動休止を発表している嵐が開催を検討していたライブ「アラフェス 2020 at 国立競技場」が、無観客の配信形式で開催されることが15日、分かった。ファンクラブサイトなどで発表された。

この日は嵐の結成記念日。ファンクラブでは、メンバー5人が登場する動画が投稿された。松本潤は「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、そしてなによりファンの皆さま、そしてスタッフの安全を守るために、無観客での配信という形で実施させていただく事になりました」と報告した。

松本は「直接会えないというのは非常に残念な思いもありますが、逆に言うと、ファンクラブ会員の皆さまが全員、同じような状況で観られる形になったという風にもとらえております」と語り、「僕らも絶賛リハーサル中ですので、安全を確保しつつ、楽しい思い出に出来たらと思っております」と呼び掛けた。配信日時などの詳細は、追って発表するという。

また、グループにとって3年ぶり、17枚目のオリジナルアルバムの発売が決まった。タイトルは「This is 嵐」で、デビュー記念日の11月3日に発売する。リーダー大野智は「アラフェスのリハーサルと並行して、こちらの制作も着々と進んでいるので楽しみにしていてください!」とアピールした。

「アラフェス 2020 at 国立競技場」は当初、今年5月15、16日に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期となっていた。