NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の25日に放送された第75回の平均視聴率が19・5%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

「エール」は4月1日から撮影がストップ。6月27日の振り返り回を最後に一時放送中断となり、同29日以降は第1回から再放送。現在放送中の再放送は9月11日で終了し、同14日から放送を再開すると発表していた。

あらすじは、古山家をたずねてきた藤堂先生(森山直太朗)から、出征することになった自分のことを思って歌詞を書いてくれないかとお願いされた鉄男(中村蒼)は、気持ちを込めて歌詞を書く。数日後、完成した歌詞を携えて裕一(窪田正孝)と鉄男は陸軍の智彦(奥野瑛太)の元を訪れる。戦いに行く人の心に近づきたいと祈りながら書いた「暁に祈る」は、やがて世に出て大ヒット。ついに福島3羽がらすが世に出る。

一方、梅(森七菜)と一緒に豊橋に戻った五郎(岡部大)は、関内家の跡取りとして馬具職人の修業に励んでいた。

音(二階堂ふみ)は音楽教室で子どもたちから発表会で歌を歌ってほしいと要望され、笑顔を見せる。そんな中、太平洋戦争が開戦する。