フリーアナウンサー古舘伊知郎(65)が4日、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールに300人を集めて「古舘伊知郎トーキングブルース-やっかいな生き物-」を開催した。今夏に6年ぶりに開催の予定だったが、新型コロナウイルス禍で8月14日に初の無観客ライブ配信の形式で開催された。この日は観客を50%に絞り、対策を万全にした上で開催した。

古舘は「夏にやった『無観客ライブ』なんて『静かな会食』と同じ。今日は皆さんマスクしてる。でも、最前列の人は飛沫(ひまつ)が飛ぶかもしれないから気を付けて」とスタート。

渡部建の会見、宮崎謙介・金子恵美夫妻、菅義偉首相、新型コロナウイルス対策などテーマに“マッ心眼トーク”をさく裂させた。

後半はステージに高座を設置して「講談をやってみようと思って、今一番ノッている神田伯山さんをTBSで1時間半待ち伏せしてお願いしました。1時間半教わりました」と断って、講談に挑戦。釈台を、伯山からもらった張り扇でたたきながら、古典の演目「中村仲蔵」と、ネットフリックスで配信された韓国ドラマ「愛の不時着」をコラボさせたオリジナル作品を披露した。

5日午後5時からも同所で。当日券あり。