霊能力者やタレントとして、90年代に多数のテレビ番組などで活躍した織田無道さんが、今月9日に亡くなっていたことが11日、分かった。68歳だった。ここ数年はがんで闘病中だった。13日に近親者のみで通夜を行う。

織田さんが住職を務めていた円光寺のある神奈川県厚木市では地元住民の間に悲しみが広がった。

厚木市在住の80代女性は「最近は見なかったけど、びっくりしました…地元では有名な方だったので…寂しいですね」と小さな声で話した。

同じく30代女性も「私たちが小さい頃はよくテレビに出られていたので有名ですね。悲しいです」と嘆いた。

円光寺は、日刊スポーツの取材に「既に一般人なので、コメントは差し控えさせていただきます」とした上で、「通夜は近親者のみで行います。コロナなので、(報道関係などの)皆さまにはご遠慮いただいております」と説明した。