フランス・パリ在住のフリーアナウンサー中村江里子(51)が、亡き父をしのんで都内の公園に寄贈したベンチの写真をアップし、「見知らぬ多くの方々の日常に《パパのベンチ》がある事がただただ嬉しかった」と思いをつづった。

中村は1日、 インスタグラムを更新。「中央区の石川島公園に私達家族にとって、大切な場所があります」と書き出し、「2005年、父が亡くなりました。父の仕事場であり、父が愛した銀座に何か残せないかと家族で考えました。そして、銀座ではないのですが、中央区の石川島公園にメッセージと共に、ベンチを置かせて頂きました」と、隅田川を望める場所に設置されたベンチの写真をアップした。

「もう随分前、母とこの場所を訪れた時、犬の散歩途中の方がベンチに座っていらっしゃいました。ここに座って、ボーっと隅田川を眺めるのが日課なんですと伺い、とっても嬉しかったです。見知らぬ多くの方々の日常に《パパのベンチ》がある事がただただ嬉しかった」と中村。「ベンチがかなり傷んできたので、交換することになりました」と報告し、「また、きれいになってここに戻ってくるのを楽しみに待っています!」とつづった。