NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の19日に放送された第55話の平均視聴率が17・5%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、「マットン婆さん」の舞台を終えた千代(杉咲花)は、岡安を出て行ったみつえ(東野絢香)と福助(井上拓哉)の元へ舞台の役衣装のまま駆けて行った。2人を見つけた千代は千之助(星田英利)の舞台での演技で体当たりで教わったことを2人にぶつけ、道頓堀に残らないといけないことを伝えた。またシズ(篠原涼子)もみつえの居場所を探しだそうと、岡安を飛び出し神にもすがる思いで探し回り、2人を見つけた。そこでみつえと福助はシズに結婚の許しを請い、その後、福富の母菊(いしのようこ)の所に向かった。菊もシズから2人の結婚を許してほしいと頭を下げられ、2人の結婚を許した。2カ月後、福富で2人はめでたく祝言を挙げた。