小日向文世(67)と草刈民代(55)が4月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「イチケイのカラス」(月曜午後9時)に出演する。

同作は刑事裁判官が主人公のリーガルエンターテインメント。主人公の自由奔放で型破りな東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の裁判官・入間みちおを竹野内豊(49)が、みちおと正反対の堅物な裁判官・坂間千鶴を黒木華(30)が演じる。

小日向はイチケイの部長であり、みちおが師と仰ぐ伝説の刑事裁判官・駒沢義男役を演じる。駒沢の人柄について「柔らかく、真実に対してとにかく真面目に向き合っている人」と表現。演じる上で「自分が裁判官の道に引っ張ったみちおと、イチケイに新しく入ってきた坂間の2人を、まるで自分の子供かのようにほほえましく見守っている、そんな温かい存在でありたいと心がけています」と話した。「今までに見たことがない世界を知ることができる内容になっていますし、魅力的な俳優陣がそろっていて面白いです」と見どころをアピールした。

エリート中のエリート、最高裁判所判事・日高亜紀役を演じる草刈は「まさか自分が最高裁判事を演じることになるなんて。日本に15人しかいない特別な存在です。イチケイの個性豊かな裁判官とはまた違うタイプの裁判官の姿をお見せできれば」とコメントした。