元婚約者から虐待を告発されたロック歌手マリリン・マンソン(52)が、警察の捜査を受けることが明らかになった。

米バラエティー誌の取材に対し、米ロサンゼルス郡保安局がマンソンこと(本名)ブライアン・ワーナーが関与した家庭内暴力(DV)の申し立てについて調査しているとメールで回答したという。マンソンがウエストハリウッドに住んでいた2009年から2011年にかけて起きた事件についての調査だと伝えている。マンソンは著名人を含む十数人の女性から性的暴行や虐待を告発されていた。

今月初めに2007年からマンソンと交際していた元婚約者で女優のエヴァン・レイチェル・ウッド(33)が、インスタグラムで10代の頃からマンソンに洗脳されて、恐ろしい虐待を長年にわたって受けてきたと告発。ウッドは「この危険な男を告発し、彼がこれ以上多くの人の人生を台無しにする前に、彼に力を与えてきた業界を非難する」と語り、他にも声を上げる被害者たちを支持すると書き込んでいた。この告発をきっかけに、他にもドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などで知られる女優エスメ・ブランコや人気ロックバンドのボーカルらが被害に遭ったことを次々に公表していた。

カリフォルニア州のスーザン・ルビオ上院議員が、連邦捜査局(FBI)にマンソンの捜査を開始するよう求めたことで事態が動きだし、ロサンゼルスの警察が介入することになったようだ。マンソン本人は合意の上でのことだと否定しているが、所属するレコードレーベルや芸能事務所が相次いで契約解除を発表している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)