フジテレビ系で26日、市川海老蔵主演の特別ドラマ「十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』」(金曜午後9時)が放送される。

このたび初共演となる、海老蔵と広瀬すずがそれぞれ思いを語った。

同作は、桶狭間の戦いを題材とした本格的な歴史エンターテインメント。海老蔵は織田信長、広瀬は正妻の濃姫を演じた。

海老蔵は広瀬との初共演を「役の中ではありますが、こんなに年の離れたかわいらしい方が自分の妻になるという感覚に慣れるのに少し時間が必要でした。2人で話す場面に違和感が出るのではないかと心配もありましたが、そういうことも含めすべて受け止める貫禄を感じて大丈夫だなと、まっすぐに見つめて芝居させていただきました」。

そして「そうすると、広瀬さんもまっすぐにぶつかってきてくださいました。まっすぐな濃姫だったから、まっすぐな信長でいられました。きっと広瀬さん自身もまっすぐな人なのだろうと思います。今回は共演時間がそれほど長くなかったので分からないことも多いですが、とにかく食べることが好きなのだということだけはわかりました(笑い)」と語った。

一方、広瀬は「海老蔵さんは、目がとても印象的でした。海老蔵さんの目の開き方やふとしたまばたき、ちょっとした動きひとつも意味があるように感じてしまうんです。だからこそ一層寄り添いたい、もっと知りたいと思わせるのだと思いました」と話した。