静岡県のご当地ソング「思い出の交差点」を歌う太田克樹(27)とカテリン(27)が16日、裾野市内で市制施行50周年記念の同曲裾野市バージョンを披露した。市内の名所などを含んだ歌詞について、太田は「市民の皆さんに愛される曲になってほしい」、カテリンも「コロナ禍の今、この曲で裾野市を盛り上げて、元気にしたい」と訴えた。

同曲制作に向けて、市民22人がエピソードなど25件を提供。オリジナル曲の作詞作曲を担当した近藤薫氏(48)がアレンジして、裾野市版の歌詞を完成させた。「きれいな街並みやぬくもりを表現し、原曲よりもうまくできた」と満足そうだった。この日、初めてフルコーラスで聞いた高村謙二裾野市長(56)は「情景や風景が浮かぶ歌で、とてもいい。みなさんにも歌ってほしい」と希望した。【倉橋徹也】