菅田将暉が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10時)第1話が17日、放送され、視聴率が8・9%(関東地区世帯)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作は、菅田や有村架純、仲野太賀、古川琴音、神木隆之介と世代を代表する豪華なキャスト陣が集結。この5人を中心とした青春群像劇となる。

菅田、神木、仲野の3人は、売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」を演じる。3人がネタ作りにいつも集うファミリーレストランのウエートレスを有村が、有村の妹を古川がそれぞれ演じる。

「マクベス」の3人がドラマ冒頭でコントを披露し、残りの53分間の物語の重要な伏線としてつながるという斬新な構成で物語が紡がれる。

第1話は、春斗(菅田)、瞬太(神木)、潤平(仲野)のお笑いトリオ「マクベス」売れない芸人によるコントの「前フリ」部分から始まった。

鳴かず飛ばずの日々を過ごす「マクベス」でツッコミを担当する春斗は、結成10年を前に、ある決断を迫られていた。

一方、1年半前に訳あって大手企業を辞めた里穂子(有村)は、姉の世話を口実に上京して来た妹・つむぎ(古川)と同居しながらファミレスでウエートレスをしていた。偶然里穂子の働くファミレスに来店したマクベスの3人は、やがて常連客としてファミレスでネタ作りをするようになった。

彼らがネタ作りに励む姿を見るうちになぜか興味を引かれ、いつの間にか隠れファンとなっていた里穂子。日々は流れ、気づけば里穂子にとって、マクベスの存在は生きがいのようになっていた。しかしある日、初めてマクベスのライブを訪れた里穂子を待っていたのはトリオ解散という重大発表だった。ぼうぜんと帰路についた里穂子は、突然春斗から声をかけられた。