木村拓哉(48)工藤静香(51)夫妻の長女でモデルのCocomi(19)が、声優デビューとなるアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(渡辺歩監督、6月11日公開)の劇中音楽のフルートパートも担当したことを明かし、「震えました。本当に光栄です」と感激をつづった。

Cocomiは19日、インスタグラムを更新。「漁港の肉子ちゃんの劇中音楽のフルートパートを担当させて頂きました。幸せな時間すぎて、ずっとセッションをしていたかったです」と、収録に臨んだ際の動画も公開し、「本当に、本当に素敵な音楽で、吹いている時に別世界に飛んでしまいました」と振り返った。

「オケに参加なされたアーティストの方々が錚々たるメンバーすぎて聞いた瞬間『ェ。、!?』しか声が出せませんでした。震えました」とCocomi。「本当に光栄です。素晴らしい経験をありがとうございました。この上ない幸せです。ありがとうございました!」とつづった。

Cocomiは歌手の母のもと、音楽やアートに触れて育ち3歳でバイオリン、11歳でフルートを始めた。18、19年と2年連続で全日本学生音楽コンクールで2度入選。19年は日本奏楽コンクールで最高位(1位なしの2位)、管楽器部門1位とフランス近代音楽賞を受賞と数々のコンクールで修練を積んだ。20年4月から桐朋学園大学音楽学科に進み、NHK交響楽団首席フルート奏者の神田寛明教授に師事している。

同アニメ映画は、明石家さんまが企画・プロデュースを担当。Cocomiは主人公・肉子ちゃんの娘のキクコ役を務める。原作は直木賞作家西加奈子氏の同名小説で、漁港に浮かぶ船に住む2人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描くハートフルコメディー。肉子ちゃんの声はさんまの元妻で女優の大竹しのぶが演じる。