20日に放送された、鈴木亮平(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」(木曜午後10時)第7話の世帯平均視聴率が5・0%(関東地区、速報値)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均視聴率は2・6%。

初回から6・5%、5・1%、4・8%、5・7%、5・6%、5・0%(いずれも世帯平均視聴率)。

主人公・刈部清一郎(鈴木)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。刈部まりあという女性名のペンネームで正体を隠し、大ヒット作の「銀河天使」を連載しているが、そのプライベートは謎に包まれている。夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と出会う。弟の息子のレン(岩田琉聖)を引き取った清一郎は「俺のために恋愛しろ」と、あいこに仕事を依頼する。漫画のネタのために疑似恋愛するというミッションだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。2人の姿を描くラブコメディー。

第7話で、清一郎は悔やんでいた。仕事部屋に漫画家とライバルの金條可憐(木南晴夏)と入ったレンに思わず「出て行け!」と怒鳴ってしまったこと。

さらに、あいこに「これは家族の問題だ」と、突き放したことも。清一郎は、レンが写真に写る女子高生を母親ではないかと疑っており、動揺してまったのだ。そして、何より気がかりだったのは、突然かかってきた電話だった。美波と名乗るその女が、尋ねてくると告げていた。

あいこは友人の二階堂藤悟(眞栄田郷敦)が店長を務めるカフェでのバイトに向かう。昨日の二階堂からの突然のキスに戸惑いを隠せずにいたが、何事もなかったように大人な対応をしようと決意する。だが、二階堂の様子は明らかにギクシャクしていた。

一方、清一郎担当の編集者の向後達也(片岡愛之助)は編集長から「銀河天使」の日本漫画大賞ノミネートを命令された。賞レースを毛嫌いしている清一郎。向後は困窮する。

夕方、刈部宅のインターホンが鳴る。身構える清一郎だが、可憐だった。刈部まりあの正体を知ったという可憐は、一方的に「銀天」への熱い思いを語り「私がまりあ先生をお守りします」と言い出す。そこへ新たな来訪者が。居留守を使おうと焦る清一郎にトラブルを察した可憐は、自分が応対すると玄関へ。そこには花束を抱えた美波がいた。