乃木坂46が26日、アンダーメンバーによる生配信ライブ「アンダーライブ2021」を開催した。

卒業を発表している渡辺みり愛(21)と伊藤純奈(22)にとってラストライブとなった。アンコールで2人が登場しあいさつした。渡辺のスピーチ全文は以下の通り。

 

8年間いさせていただいて、まだ8月とか9月くらいまではいる予定なので、私の気持ちっていうよりは、この場を借りてまずはたくさんの方に感謝を伝えたいと思います。

まずは、家族。…家族って言うと、泣いちゃう…。(言葉を詰まらせる)たくさん迷惑かけたし、すごい転んでしまうこととかもたくさん人生の中であったけど、一番密接に側にいてくれて、すごく感謝しています。ありがとうございます。

スタッフの皆さん、本当に私たちには計り知れないほどの大変さだと思います。ライブを支えてくださっている皆さんも、マネジャーの皆さんも、時には友達のように接してくれたり。大人数の女の子たちをまとめるのは本当に大変だと思うから、いつも申し訳ないなって思いつつも、ついわがままを言ってしまうこともあるんですけど。本当に8年間支えてくださって、ありがとうございました。 そして、メンバーのみんな。私は、2期生で入った時は最年少だったので、今3期4期のみんなとかも、私より年上の子とかもいるんですけど、すごくいい子たちで、すごく私にたくさんお話をしてくれて、人見知りだったから、それを少しずつ克服できるくらい、みんなが話し掛けてくれて。かけがえのないメンバーばっかりです。

1期生の皆さんもずっと8年間お世話になったし、2期生もずっと戦い続けてきたし、3期生のみんなもアンダーライブとかいろいろ経験して、すごい仲良くなって、本当にうれしいし、4期生のみんなも、まだお話しできていない子とかもいるかもしれないけど、それでもミーグリ(オンラインミート&グリートイベント)とかで話し掛けてくれたりして、本当に楽しい時間を過ごさせていただいています。

そしてファンの皆さん。8年間、私を支えてくださって、ありがとうございます。私がここまで乃木坂を辞めようって思わなかったのは、確実にファンの皆さんのおかげなので。今回は未来のための決断として卒業を決めたんですけど、正直、ファンの方ともっと交流したかったし、直接お会いして、たくさん愛情を伝えたかったんですけど。今回は配信という形には鳴ったんですが、ちゃんとライブでの私を見ていただけたでしょうか。せいいっぱい気持ちを込めて踊ったので、伝わっていればうれしいです。

そして、純ちゃん(伊藤)。たくさん歩いて帰ったり、多い時には3時間以上歩いて帰って、たわいもない話とか、仕事の真面目な話とか、多分、一番していたのかなって思います。世間から見たらすごい年の差感じる姉妹みたいな感じだけど、年齢も1個差だから、きっとお互いが一番話しやすかったのかなって思います。つらい時とかは、純奈にすごく助けてもらって。だから純奈がつらい時は、私がずっと助けたいなって思っていたので。

だから今回も卒業の発表とか、時期とか、いろいろ重なって。ミュージックビデオとか、いろんなところを一緒にまわって。こうやってアンダーライブでもたくさん打ち合わせして、「ショパン(の〓(口ヘンに虚の旧字体)つき)」とかやれて、私はすごく幸せでした。あと約3カ月間くらい。でもその後も絶対会うと思うから、これからもよろしくお願いします。

そして最後に、私からちょっとだけお願いがあるんですけど。メンバーは、アイドルだけど、1人の普通の女の子だから、いつみんなのもとから離れてしまうのかって、分からないじゃないですか。私たちみたいに。だからその時のために、ファンの皆さんには全力で愛してあげてほしいし、毎日ちゃんと推しメンに愛情を伝えてあげてください。僕には、私には、あなたが必要だよ、って、ちゃんと口にしてあげてください。後悔のないように、大好きな人と過ごしてください。

乃木坂46に入れて、幸せでした。ありがとうございました。