伝説のロックバンド「クイーン」のメインボーカル、フレディ・マーキュリーの劇的な半生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」(ブライアン・シンガー監督)が4日、地上波で放送される。日本テレビ系金曜ロードショーは、2018年、世界で大ヒットした名作がいよいよ地上波初放送となる。

今回は金曜ロードショー35周年記念作品の第2弾。1月の第1弾で放送された「パラサイト 半地下の家族」に続く大作の登場となる。

同局では、放送に際してスペシャルなオープニングの音色を用意。オープニングは、おなじみの20世紀FOXのロゴタイトルだが、今回はファンファーレの音色に、クイーンのオリジナルメンバーであるブライアン・メイ(73)とロジャー・テイラー(71)の演奏による特別バージョンとして放送する。実際に、この映画の音楽総指揮はこの2人が担当。映画本編における音楽のクオリティーの高さも楽しみの1つだ。

作品のクライマックスは1985年のライブエイドでのステージ。クイーンのステージは伝説になっているが、映画で再現したカットは公開直後から話題となった。

たばこの吸い殻、ドリンクのカップまでリアルに再現。ブライアンとロジャーがしっかり監修して実現した映像だ。本物のフレディ・マーキュリーが乗り移ったかのような俳優ラミ・マレック(40)の渾身(こんしん)のパフォーマンスが再びテレビの前に現れる。