俳優松本幸四郎(48)が構成・演出・出演する「第四回日本舞踊未来座=祭(SAI)=『夢追う子』」(4~6日)の公開稽古が3日、東京・隼町の国立劇場小劇場で行われた。

昨年6月に上演予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期になっていた。

日本舞踊松本流の三世家元・松本錦升でもある幸四郎は「いよいよ明日、2年越しの公演『夢追う子』が開幕いたします。多くの流派の日本舞踊家の集合体『日本舞踊協会』が『踊りたい』『見ていただきたい』との思いを力に50名以上の方々とリモート稽古から公演に向けて前進し、その集大成を皆様にご披露する日がついにやってきました。日本舞踊家が夢に向かって舞い踊る力強いエネルギーを、ぜひ劇場で受け取っていただきたいです。皆様の未来への希望や勇気となりますように。心よりご来場をお待ちしております」とコメントした。