昨年3月に英王室を離脱したヘンリー王子(36)とメーガン妃(39)夫妻が移住した米カリフォルニア州ロサンゼルス北部のモンテシートにある自宅のすぐそばで、かなり古い人間の遺骨が発見されたことが明らかになった。

米ABCテレビなどによると、人骨は何世紀も前に同地周辺に住んでいた先住民族チュマシュ族の若い成人のものである可能性が高く、法人類学者が詳しい調査を行う予定だという。

人骨が発見されたのは、夫妻が昨年7月に1470万ドルで購入した自宅からわずか320メートルの場所で、先月24日に造園工事中に深さ60~91メートルほどの土の中から見つかったという。夫妻からはこの件に関してコメントは出されていない。

地元警察によると、チュマシュ族のものであると断定するには調査の結果を待つ必要があるものの、夫妻の自宅のあるサンタバーバラ周辺を含むカリフォルニア州南部の太平洋岸一帯とチャンネル諸島にかつて住んでいたのはチュマシュ族であることから、現時点でその可能性が最も高いとコメントしている

夫妻はこの自宅で2歳の長男アーチー君を育てており、メーガン妃の実母も同居していると伝えられている。メーガン妃は第2子となる女の子の出産を今夏に控えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)