俳優ディーン・フジオカ(40)が、フジテレビの7月期の連続ドラマ「推しの王子様」(木曜午後10時)に出演する。

適応障害治療のために芸能活動休止して降板した女優深田恭子(38)の代役の女優比嘉愛未(34)が主演。比嘉は女性向け恋愛ゲームを手掛けるベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長・日高泉美役。次回作に悩む中で自社の大ヒットゲームのキャラクター、ケント様にそっくりのイケメン五十嵐航(渡辺圭祐=27)に突然出会あう。

泉美は不作法、無教養、無気力な航を雇って、理想の男性に育てることを決意する、現代版の“逆マイ・フェアレディ”。

フジオカが演じるのは、敏腕ゲームクリエーターで、「ペガサス・インク」の副社長を務める光井倫久。泉美にとって最も大切なパートナーであり、泉美へ思いを胸の内に秘めている。比嘉とは初共演となる。

もともと光井は、泉美が保険会社から転職したゲーム会社のトップクリエーターで、泉美が初めてハマった乙女ゲームの開発者だった。泉美に「一緒にゲーム会社をやろう」と提言し、泉美と二人三脚で「ペガサス・インク」を起業する。

学生時代には自主映画を制作していたこともある根っからのクリエーターで、その言動はいつもスマート。仕事は誰よりもこだわり抜き、部下の面倒見も抜群。特に泉美に対しては何があっても味方で、いつも泉美のことを応援し、支え続けている。ただ恋愛に関しては、泉美にその気は一切なく光井はあくまで同志。その一方、光井は泉美への特別な思いを胸の内に秘め、泉美からのどんなむちゃな仕事のアイデアも実現しようとする。周囲からは「ドMか!」とツッコまれる場面もある。

フジオカは「まずは、深田恭子さんがゆっくりお休みできることを、そして、時が来たらまた元気な姿にお目にかかれることを、多くのファンの方々同様に心から願っております。フジテレビのドラマ出演は約1年半ぶりとなります。光井倫久こと、ピカリングの名前に負けないくらいのちょうど良い感じで輝きたいです。視聴者の皆さんに愛されるキャラクターになればと思っています。副社長として、比嘉社長のリーダーシップにしっかりと付いて行こうと思っています。渡辺君は映画で一緒だったことがあります。今回のドラマでのストーリー同様、現場でたくさんかわいがる予定です」と話している。