東京五輪では、民放5局がスクラムを組んで初の「ワンチーム放送」を実施する。自国開催で「史上最大規模のオリンピック放送」を看板に掲げるNHKに民放各局が連携して対抗するものだ。

昨年の発表では、開会2日目から閉会前日までの間に日替わりで担当局を決定。原則として朝から深夜まで録画も含めて競技を集中的に放送する。集中放送日ではない局は自主的に五輪中継を減らすなどして担当局を好フォローする予定で、チャンネルを変えずに競技が楽しめる。

一方で民放局が5系列ない地方では過去の五輪と同様、一部競技は視聴できないという課題も残る。