NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の21日に放送された第26話の平均世帯視聴率が16・7%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、以前に肺がんを患う田中(塚本晋也)が菅波(坂口健太郎)の診療所に通い始めた。ある日、百音は天気の勉強をはじめて天気予報が当たるようになり、木の伐採をしているベテラン作業員の熊谷(山本亨)に、のちに雨が降るので作業を中断してもらおう助言した。さらには雨が降りだし中断しなかったことを意見すると「山のことを一番分かっているのは誰だ。首突っ込んでくるのはやめろ」と一蹴された。課長の翔洋(浜野謙太)から諭され、作業員は危険な作業が多いために資格を取って、それぞれが身の安全を考えているのだと教えられた。反省した百音は熊谷に謝ると、他の作業員からそれぞれが持っているたくさんの国家資格を見せられ目を丸くした。菅波(坂口健太郎)に資格のことを相談すると、知識を深めることと気象予報士の試験に合格することのどちらが目的かを聞かれ、「気象予報士に合格すること」と答えた。聞いた菅波は早速、試験合格までのスケジュールを組み立てはじめた。