新型コロナウイルスに感染したダンサーでタレントのパパイヤ鈴木(54)が回復し、21日に入院先の都内の病院から退院した。所属事務所のプランチャイムが22日、発表した。

「弊社所属タレント パパイヤ鈴木につきまして、新型コロナウイルス感染により医療機関での入院療養を経て、二次感染の可能性がないという医師の診断の元、昨日6月21日に退院いたしました事をご報告いたします。体調も問題なく回復しておりますが、本人と協議の上、活動を再開させていただきます」

鈴木は6月に入って体調に異変を感じ、熱発が続いたためPCR検査を受けた結果、5日に陽性と診断された。38度以上の高熱が2、3日続いたため、7日に保健所の指示を受けて入院し、所属事務所を通じて新型コロナウイルスへの感染を公表した。

関係者によると、鈴木は新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた昨年から、振り付けをはじめとした仕事は基本的にリモートで行っていた。自身のYouTubeチャンネルの撮影の際も、検温や消毒をはじめ、感染予防対策は徹底して行っていたという。担当マネジャーとのやりとりでさえ、電話やリモートで行うのが中心だったため、濃厚接触者はいなかった。

グルメ番組で食リポートを行ったり、事務所の同僚LiLiCoとのユニット「パパイヤ鈴木とLiLiCo」で2012年(平24)2月にシングル「飲んで飲んで」をリリースするなど酒は大好きで、毎日飲んでいた。ただ、コロナ以降は外では一切飲まず、自宅でたしなんでいたという。

プランチャイムは「改めまして、この度は皆様にご心配とご迷惑おかけいたしましたことを心からお詫び申し上げます。また回復に向け、ご尽力いただきました、医療従事者の皆様に心より御礼申し上げます。弊社といたしましては引き続き感染予防対策の徹底を行ってまいります」とした。(コメントは原文のまま)