俳優池田純矢(28)、元乃木坂46で女優の生駒里奈(25)がW出演する舞台「エン*ゲキ」シリーズ第5弾「-4D-imetor(フォーディメーター)」の東京公演(8月5~15日紀伊國屋ホール)、大阪公演(8月28~29日、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール)の取材会が25日、大阪市内で行われた。

同公演は、昨年5月に行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大や、緊急事態宣言発令を受け、延期していた。1年越しの公演に脚本・演出・出演の池田は「どうしてもこの作品を改めて届けたい気持ちがありました。今回の上演にあたり、新作を作るか、いったん中止にして折を見て…という選択肢もあったのですが、この時代にこそこの作品が必要なんじゃないかと思い、この情勢下ではありますが、延期公演として上演させていただく運びになりました」と話した。

四次元と超能力をイリュージョンマジックで魅了する体感型の演劇。同シリーズで初主演の池田は超能力研究所の所長役。ナゾの少女・ノアを生駒が演じる。池田は「エンターテインメント業界は引き続き厳しい状況ではあるのですが、単純に笑って楽しめて、心の栄養になるような作品を目指したい」と意気込んだ。

衝撃的なマジック「ブレインダイブ」でも話題のプロマジシャンの新子景視がイリュージョンを監修する。新子は「舞台にたくさんのイリュージョンや大掛かりなマジックをちりばめながら、私自身も役者として出演するということで、ワクワクしております」と笑顔で話した。