米人気芸能リポーターのキャット・サドラーさん(46)が13日、新型コロナウイルスワクチンを2回摂取していたにも関わらず変異種デルタ株に感染して苦しんでいることをインスタグラムに投稿した。

ベッドの上から「パンデミックはまだ終わっていない」とメッセージを送った。ベッドに横たわる写真とともに「重要なことなので、どうか読んで」とつづり、ワクチン接種を完了していたにも関わらず感染力の高いデルタ株に感染し、熱が2日間続いて、頭痛もあり、目から奇病なうみも出ていると自身の症状について明かした。

ワクチン接種者は感染したとしても無症状か軽症であることが一般的だと言われているものの、サドラーさんは少なくとも自身はそうではないと語り、ベッドから起き上がるエネルギーもないほど強い倦怠(けんたい)感もあるといい、ワクチン接種を終えた人も注意を怠らないよう呼びかけた。

サドラーさんによると、インフルエンザの疑いのあった人にマスクを着用して看病していたが、後にその人が新型コロナに感染していたことが判明し、自身も感染してしまったという。

「もしワクチンを摂取しておらず、マスクも着用していなければ、あなた自身が感染して他の人に感染を広める可能性がある。私もワクチン非接種者からの感染です」と警告している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)