ぺこぱが23日、都内で無料動画配信サービス「GYAO!」で29日から配信がスタートする新番組「ぺこぱ式○○!」(木曜午前0時更新、全8回)合同取材会を開いた。

質疑応答で、東京オリンピック(五輪)開閉会式の制作・演出を事実上のトップとして手掛けながら、ラーメンズ時代の98年のコントで「ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)」をネタにしたことが判明し、解任された小林賢太郎氏(48)の件を受け「過去のネタを突っ込まれたら?」と質問が出た。

松陰寺太勇(37)は「う~ん…ちょっと、答えづらいですね、今」と率直な感想を口にして苦笑いした。すると相方のシュウペイ(34)が「強いて言うなら、足を高く上げてツッコむっていう漫才って何だったんだろう、あれは何ですか? って言われたら、僕らも反論できないかも知れないですけどね」と、過去ネタで掘られたくないものがあると打ち明けた。

松陰寺は「俺らの過去ネタね。『ケーイ!!』って言って、足を上げてやるっていう。僕らが最初にやった漫才が今、世間で掘り起こされたら…それは悪くないだろう」と笑みを浮かべれば、シュウペイも「こちらが恥ずかしくなるだけだからね」と続いた。そして、実際に取材陣の前で「ケーイ!!」を実演した。生徒役の松陰寺が、教師役のシュウペイに校門で叱られたが、実は日曜だと知らされ「休みケーイ!!」と叫んで終わった。

松陰寺は「(『ケーイ!!』は)本当に、やっていたんですよ。でも当時、やり始めた時から、人と違うことをやろうという…ネタはたくさん、ブレましたけど人と違うことをやるという執念だけは、ブレないでやってきたんで…。そこまでセットで記事に書いてください」と真面目に訴えた。シュウペイは「過去のネタ、あまり探んないでくださいね」と取材陣にお願いした。