女優松井玲奈(30)が11日、YouTube公式チャンネルを更新し、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養していた期間を涙ながらに振り返った。

先月31日に、仕事関係者が感染したことで自主的にPCR検査を受診した結果、今月2日、新型コロナウイルスに感染していることを所属事務所が発表。この日、SNSで活動再開も報告していた。動画では改めて「仕事関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまったり、ファンの皆さんにご心配をかけてしまいました。感染して感じたのは、自分が想像していたよりはるかに大変だったということでした」と明かした。

松井によると、PCR検査の結果が検査機関から電話で陽性を伝えられたといい「まさか自分がという感覚が強かったです」。ところが、翌朝起床すると、のどの痛みや全身の倦怠(けんたい)感、発熱があったといい「完全に発症していることを自覚しました」。

丸2日間は38度後半の体温が続いていたといい「全身の痛みで、2時間以内で目が覚めてしまう状態が続いて。食欲もわかない。自分の想像していた症状と違いました」。現在、連ドラ出演もしており「もっとつらい症状になる方もいる。今はまだ感染していない方にも本当にかかってほしくないという気持ちでいっぱいになりました。気持ちもすごいつらくて、お仕事をする時はたくさんの方がいて、本番中はマスクを外していなければいけないので、周りにいるスタッフさんや、共演者の方にもしご迷惑がかかることがあったらどうしようという思いで不安でした」と涙ながらに話した。

「感染してしまった方の中にも、誰かにうつしてしまっていたらどうしようと不安に思っていらっしゃる方もいると思う。自分が思っているより感染してしまう危険性が近くまで迫ってきていることを皆さんに知って欲しくて、この動画も撮っています。これ以上広がらないように、苦しい思いをする人が減るといいなと思います」と呼びかけた。