元女子サッカー日本代表、なでしこジャパンの丸山桂里奈が、今日21日スタートの日本テレビ系「24時間テレビ44」で2日間にわたって展開される縦軸チャリティー企画「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」のリレーランナーを務めることが、直前番組で発表された。

昨年に続き、公道を使ってのチャリティーマラソンが、新型コロナウイルス感染予防の観点から中止。閉鎖された安全なコースを、計10人で、リレー形式で100キロを走る。

リレーメンバーであることをひた隠しにしてきた丸山は「息も止めていることが多かった。隠さなきゃいけないから、本当にほとんど息をしていないことが多くて、今日は初めてフーと息を吸いました」と“桂里奈節”全開で笑顔を見せた。

丸山は、東京電力マリーゼでプレー経験があり、拠点だった福島県には縁がある。企画に向けては「社会人で福島に出てきて、福島の人たちにたくさん支えられたので、その時の感謝の思いを伝えたいです。あと私が走っているのを見て“自分にも何かできるかもしれない”ってみなさんのちょっとしたきっかけになってくれたらいいなと思います」とコメントした。

第1走者は、メインパーソナリティーKing&Princeの岸優太(25)が務める。元ラグビー日本代表の五郎丸歩氏やトリノ五輪女子フィギュアスケート金メダリスト荒川静香氏らが走ることは既に発表されている。

リレーの応援として集まった募金は、11年東日本大震災、16年熊本地震、18年西日本豪雨といった被災地の復興支援に活用される。

他のリレーメンバーは、金メダリストが2人、銀ダリストが1人、ロンドン五輪出場者、国民栄誉賞受賞者、世界王者、元ランナーといった情報が明かされている。