30日に放送された女優波瑠(30)主演のフジテレビの連続ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)の第9話の世帯平均視聴率が9・1%(関東地区、ビデオリサーチ調)だったことが31日、分かった。個人平均視聴率は5・3%。

初回から13・4%、10・6%、11・7%、12・4%、10・4%、10・2%、11・1%、9・5%と推移している(いずれも世帯平均視聴率)。

働き方改革を目指す柏桜会グループが「あさひ海浜病院」に“365日24時間、どんな患者も断らない”医療を目指して、夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」を立ち上げる。医師の朝倉美月(波瑠)は新たな就職先にナイト・ドクターを選ぶ。指導医の本郷亨(沢村一樹)の下、美月のほかに、深沢新(岸優太)、成瀬暁人(田中圭)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)が集まった。年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら絆を紡いでいく青春群像医療ドラマ。

第9話で、美月は、深沢と深沢の妹で入院中の外出許可を得た心美(原菜乃華)、心美の彼氏である勇馬(宮世琉弥)とキャンプを楽しんだ。しかし、病院に戻った心美の容体が急変。緊急手術で安定はしたが、間もなく退院も望めそうな時に起きた心美の異変に深沢は衝撃を受ける。

数日後、美月が幸保、桜庭たちと心美の心配をしていると、本郷が深沢の休職を告げる。深沢は心美の面倒を見なければいけないので仕方がないと言う成瀬(田中)に、幸保と桜庭は賛同。美月は深沢の看病疲れを心配し、仲間たちに心美の見舞いに行くことを提案する。

次の日、美月たちが心美の見舞いに行くと何やら深沢ともめている。心美が臓器提供ドナーの登録がしたいと深沢に同意を頼んでもめていたのだ。深沢は心美のドナー登録に大反対。さらにもめる兄妹だが、成瀬は2人が話し合って決める事だと美月たちと病室を出る。目の前で繰り広げられたドナー提供問題に、美月と桜庭の心境は複雑だ。

そんな夜、病院近くで総合格闘技の試合があり、負傷した選手たちが次々に運び込まれるため美月たちは大忙し。美月と幸保がようやく休憩していると深沢が来た。そして、深沢は美月に心美を説得して欲しいと頼む。だが、美月は、自分の母親もドナーだったことを話した。