シンガー・ソングライターの泉谷しげる(73)が、若年層を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の抽選で行列が出来たことなどを受け、行政の対応に「若者に対する認識の甘さにゃホトホトあきれるワイ」とつづった。

泉谷は8月31日のブログで、新型コロナウイルス感染防止対策が不十分だとして批判が集中したヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI 2021」の騒動に、「主催者側の感染対策のゴマかしは残念すぎ!密の坩堝(るつぼ)~多観客の中にはマスクもせず酒飲みながら盛り上がってる者もいて、格好のあら探し映像を撮られては~もう万事休す!だろ」と苦言を呈した。

続けて、「若い人らが、思った以上にワクチン接種したがってるのが判って良かったが、予約なし接種会場にスゴイ行列"密"をつくっては本末転倒だろ」と、接種会場となった渋谷区立勤労福祉会館前に、抽選に参加した若者たちで約1キロにも及ぶ行列が出来たことに言及。「あげくワクチンは足りず、結局予約制に切り替え~ナニやってンだか行政!若者に対する認識の甘さにゃホトホトあきれるワイ」とつづった。

こうした状況で、「う~ん オレが参加する音楽イベントにも影響がでるのは必至だなぁ」と懸念。「延期か中止の判断しなきゃのところまで来てるのだろう 最悪でも、希望的『延期』になってほしいもンだ 観客が感染の不安なく音楽に集中できる日は、簡単には来てくれないだろうが、若い人らにワクチン接種がスムーズにいけば~必ずやの効果あるからな 乗り越えていこうゾ」と思いをつづった。