1989年に52歳で亡くなった“歌謡界の女王”美空ひばりさんについて、BS12「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」(木曜午後9時)で24、31日の2週連続で特集する。ひばりさんの芸能生活80周年を記念し、「ひばりプロダクション」が番組を制作した。
24日の放送では長男の加藤和也氏(55)が案内人となり、生まれ育った横浜市を巡って人生の足跡をたどる。貴重な資料や映像が公開され、知られざるエピソードが明かされる。
その中の一つが、テレビ初公開となる「第1号ブロマイド」。48年(昭23)、横浜国際劇場の舞台に立つために11歳のひばりさんを横浜市の「ろまん写真館」の飯島成三氏が撮影した。「美空ひばりのブロマイド第一号」との直筆の記載もある。撮影の謝礼はファンからの「おせんべい」だった。
加藤氏は「第1夜は、母が生まれ育った横浜で、僕自身が会いたかった人たちを訪ねる旅です。11歳の『ブロマイド第1号』を発見したり、戦中の6歳の頃、岡村天満宮の神楽殿で歌ったのが初舞台だった? という新説を尋ねたり。僕にとっても、母の原点を詳しく知る機会になりました」とコメント。
ほかにも12歳で初めて渡米して60公演を行った際のライブ音源が流され、「ひばり御殿」の近所に住んでいたゴダイゴのミッキー吉野(74)は、ひばりさんから子犬を譲り受けた思い出を語る。
加藤氏は「スター美空ひばりではなく、6歳の1人の少女から続く『人間・美空ひばり』を感じていただけたらうれしいです」と話している。



