新型コロナウイルスに感染した古川雄大(34)が1日、インスタグラムを更新し「お陰様で無事に回復して、自宅療養も解除されました」と回復を発表した。古川の感染は8月21日、所属事務所の研音が発表していた。

「8月18日(水)の朝、倦怠感により検温したところ、36.9℃の微熱症状が見られ、PCR検査を受検したところ、同日に感染が判明致しました。今後につきましては保健所のご指導により、自宅にて療養及び経過観察致します」

古川は「今回新型コロナウイルスに感染して、正直どこか遠くにある存在と認識していたものがとても身近にあり、とても脅威的な存在であることを改めて理解しました。どうか皆様は感染せずに、健康でいられることを願っております」とファンに呼びかけた。

新型コロナウイルス感染を受け8月27~29日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、同31~5日まで東京・TBS赤坂ACTシアターで開催を予定していた、芸歴15年目で初となるミュージカルコンサート「古川雄大 The Greatest Concert vol.1-collection of musicals-」10公演全てが中止となった。そのことについて、古川は「僕自身が新型コロナウイルスに感染してしまい公演を行うことが不可能になり、このような悲しい決断をしました。このコンサートを楽しみにして下さっていた方々、応援してくれているみなさま、本当に申し訳ありませんでした」とファンに謝罪した。

その上で「自宅療養中にステージに立つことへの意識、表現できる体が健康であることの喜び、パフォーマンスできる環境がある幸せ、様々な想いが僕の周りを巡り、自問自答する時間となりました。この時間がプラスの方向へ働き、この先の仕事への意欲がより一層増し、みなさまへ早く元気な姿をお見せしたいと思いました」と療養中の心中を吐露。「そしていつになるかはわかりませんが、『古川雄大 The Greatest Concert vol.1-collection of musicals-』を必ず実現させます。これからも精進して参りますので、応援よろしくお願いします」(コメントは原文のまま)と、初のミュージカルコンサートの仕切り直しての上演実現を誓った。