木村拓哉(48)が7日、都内で行われた主演映画「マスカレード・ナイト」(鈴木雅之監督、9月17日公開)の完成披露試写会に出席した。

今年7月から動画配信サービスHuluの国際ドラマ「THE SWARM」(来年世界同時放送、配信予定)撮影のためにイタリアへ渡っていたため、帰国後初の公の場となった。

キャストたちともに物語のテーマにちなんだ仮面をつけ、スーツ姿で登場。仮面を後方に放り投げると、かすかに笑みを浮かべながら階段を1段ずつ降りた。登壇者が一列にそろうと、深々とお辞儀し、大きな拍手を浴びた。

「この状況下の中お集まりいただきまして、ありがとうございます」と頭を下げ、「映画を撮るという作業をやっていてもそうなんですが、こうやって実際にたくさんのお客さんを目の前にすると、この状況下でこういった機会が減っている中でこうやってお会いすることができて、うれしく思っています。どうかこの作品も受け取っていただけたらと思います」とあいさつした。

原作の「マスカレード・ナイト」は、東野圭吾氏の人気小説「マスカレード」シリーズの第3作。19年1月に上演し、興行収入46・4億円の大ヒットとなった主演映画「マスカレード・ホテル」の続編となる。前作に引き続き主演を務め、ヒロイン役の女優長澤まさみ(34)と再びタッグを組む。前作と同じホテル・コルテシア東京を舞台に、木村演じる刑事の新田浩介と、コンシェルジュとなった山岸尚美(長澤)が、ホテルの利用者を相手に再び難事件に挑む。