日本テレビ系ドラマ「ボイス2」(土曜午後10時)が25日の放送で最終回を迎える。

このほど、樋口彰吾役の主演唐沢寿明(58)、そして橘ひかり役の真木よう子(38)が、緊急指令室のメンバーとともにクランクアップを迎えた。

最終シーンを撮り終え、「オールアップで~す!」の声がかかると、一同から歓声と大きな拍手が送られ、監督から花束を渡された。真木は「皆さん本当にお疲れさまでした。ボイス『2』だったので、橘ひかりも成長させたいと思い、彼女の背中をずっと追い続けていました。私の中では、橘ひかりは尊敬すべき女性として、先を見て、追いかけていかなければならず、苦難の連続の日々でしたが、現場がすごく温かくて、スタッフの皆さまに支えられて幸せでした」と感無量の様子。「作品が愛されることを願っています。愛されると思います。でもやっぱり寂しいですね。ありがとうございました。では兄貴へ」と瞳を潤ませた。

唐沢は「まず、前作『ボイス』の2年前と比べても、今年は暑かったなぁというのが実感でした。そんな中、スタッフはずっとマスクをして撮影に臨み、大変だったと思います。本当にお疲れさまでした」とドラマ関係者全員に感謝の意を表した。その上で「今回は、指令室のメンバーも、出動班も、みんな出番が増えて良かったですが、これに甘んじず、自分なりの高みを目指して、さらに頑張ってほしいと思います。皆さまお疲れさまでした!」と後輩の俳優たちにも激励の言葉を贈った。

物語はいよいよクライマックスを迎える。樋口彰吾対久遠京介、直接対決の時が迫る。