米歌手マドンナ(63)の長女でモデルのローデス・レオン(25)が、「私の人生全てを母がコントロールしてきた」とインタビュー・マガジン誌に語った。

同誌のインタビューでレオンは、「母はコントロール魔」と語り、高校卒業後すぐに母から自立する必要があったと明かした。自らの立場を「特権を持って生まれ育ったことは否定できない」としつつも、母の支配から逃れるために金銭面でも親に頼ることなく、自ら稼いだお金で学費や生活費を賄ってきたという。

しかし、2人はSNSで度々ツーショットを披露するなど親子仲が決して悪いわけではない。レオンは体毛を処理しないポリシーを貫き、公の場でも堂々と脇毛を披露するなど世間の常識にとらわれないマドンナの自由奔放さも受け継いでいる。母マドンナの子育てについて、「母は他の有名人の子供たちを見て、自分の子供はその子たちのようにはしたくないって思ったのだと思う」とコメント。「お金でも、顔でも見た目がどんなにセクシーかでもない。自身が世界に何をもたらし、残していくのかということが大切」と母から教えられたと語り、マドンナがどれほど世界に影響力を持ち、素晴らしい存在であるか理解していると明かした。

1996年にマドンナがシングルマザーとして生んだレオンは、元パートナーでインストラクターのカルロス・レオン氏との間の娘。マドンナはその後、再婚したガイ・リッチー監督との間に長男ロックさんがいるほか、4人の養子をアフリカのマラウイ共和国から迎えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)