演歌歌手川野夏美(41)が17日、都内で「川野夏美コンサート2021」を開催し、開演前に囲み取材に応じた。単独コンサートは約2年ぶり。

コロナ禍でイベントやコンサートの中止を経験し「今回、やらせていただけるのが奇跡のようです。リハーサルが始まるときにグッとくるものがありましたね」と感謝した。

コロナ禍で、ギターという新たな趣味も見つけた。ファンには練習していることは伝えておらず、この日、サプライズで初の弾き語りを披露。始めたきっかけについて「もっと身軽に歌えたらいいなという憧れが2、3年前からありました。忙しさを理由に練習していなかったんですけど、コロナで時間が出来て暇になって。お客さんにお会いできた時にできたらいいなって思ったら練習が楽しくなって、毎日毎日練習しました」と明かした。

公演では、休憩をはさみ、全25曲を披露。川野は「きっとお客様もままならない日々を経験されたと思うので、今日はそういった心配だったり、不安をちょっと置いて、日常を離れて楽しんでいただけたら思います」と力を込めた。