西島秀俊主演の日本テレビ系連続ドラマ「真犯人フラグ」(日曜午後10時30分)第2話が17日、放送され、平均世帯視聴率が7・2%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・4%だった。

同作は、妻(宮沢りえ)が突如失踪し、殺人犯の疑いをかけられた、ごく普通のサラリーマン(西島)が、部下役の芳根京子と真犯人捜しに奮闘するミステリー。19年の同局系大ヒットドラマ「あなたの番です」と同じく、秋元康氏が企画・原案を務め、同スタッフが集結した。2クール連続で放送される。

第2話で、「お探しのものです」と書かれた荷物が届いたことで、一気に警察が動きだし、凌介(西島秀俊)は犯人扱いされた。荷物のことは発表されなかったものの、マスコミの取材攻勢は、激しくなる一方だった。情報番組では、日野(迫田孝也)のインタビューが流れた。凌介の家族仲が良かったなど好意的な話をするが、一部の発言だけが切り取られ、「家庭崩壊」、「DV夫」、「旦那サイコパス説」といった悪意ある臆測がネットで広まった。

出社早々、部長の太田黒(正名僕蔵)から「やってないんだよね?」と迫られた凌介は、きっぱりと否定。しかしカスタマーサービス部には、9時の始業と同時にデマを真に受けた苦情電話が殺到。集荷キャンセルの電話も次々とかかってきた。原因は、YouTuberぷろびん(柄本時生)が投稿した動画だった。