NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の10月29日に放送された最終回、第120話の平均世帯視聴率が16・0%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、永浦家では、未知(蒔田彩珠)の大学合格をお祝いするため、幼なじみたちが集まっていた。そこで百音は、あの日以来開けられずにいたサックスケースを開こうと決意する。開けたら「無力だって思っていたころの自分に戻ってしまうんじゃないかと怖かった」という百音。ついにサックスケースを開ける。そして感想を問われ「戻ってたまるかと思った。もう何もできないなんて思わない」と力強く語る。「おかえり」と未知。亮(永瀬廉)は「おかえりモネ」と言う。百音は楽しそうにサックスを吹いてみる。

そして2月。百音、未知、新次(浅野忠信)たちに見送られ、亮は海へ。新次はうれしそうな様子だった。耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)も海へ、それぞれの道を歩み始める。

数年後…。百音と亜哉子(鈴木京香)が海辺の砂浜に塾の子どもたちといた。百音は子どもに天気の話をする。子どもらが引き揚げると、菅波(坂口健太郎)が砂浜に現れる。菅波は「あなたと僕は違う時空を生きているのか? 2年半も会ってない」と話す。百音は「私たち、距離や時間は関係ないじゃないですか」と返す。菅波は「やっと会えた」といい、2人は抱き合った。