俳優林遣都(30)が13日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「恋する寄生虫」(柿本ケンサク監督)の公開記念舞台あいさつに出席し、共演者らから人見知りをイジられる一幕があった。

林は共演者らとも「時間を経ないとなかなか話せないタイプ」だという。井浦新(47)は「半日かけて撮影した、2人で車に乗っているシーンがあって。遣都君の素の笑顔を見たいなと思いながらお芝居していた」。しかし緊張などもあってなかなか打ち解けることができず「2人で乗り込んで走りだすのですが、お芝居以外、全く会話がなかったです」と苦笑い。「年上だから崩さなきゃと思ったんですけど、全く崩せませんでした。僕の負けというか。遣都君、(壁が)分厚いなと思って」と振り返った。

それでも、この日の舞台あいさつで現場入りした林については「朝から自然な笑顔で話していて」と語り、「あの撮影期間は何だったんだろうなっていうのが2人の物語です」と笑わせた。

林はこの件について「新さんは、僕がこのお仕事を始めたころに見ている役者さんで。緊張はありますね」と説明。すかさず井浦が趣味としている登山について触れ「興味あるので、教えてください」と歩み寄っていた。

また、石橋凌(65)も林の人見知りぶりに同調した。2年前にドラマで親子役を演じた際も「壁が厚かった」と証言。「今回も厚かったのですが、今日は朝からすごくにこやかで」と明かされると、林も苦笑いを浮かべるしかなかった。

林とダブル主演を務める小松菜奈(25)と柿本監督も登壇した。