週刊文春などにハラスメント疑惑を報じられている俳優佐藤二朗(57)がレギュラー出演するNHK AM「佐藤二朗とオヤジの時間」(日曜午後3時)が5日、騒動発覚後始めて放送された。

冒頭、佐藤の通常のオープニングトークでスタート。「こんにちは、佐藤二朗です。令和8年、2026年も折り返し地点を過ぎまして、いわゆる下半期突入です」とあいさつし、1通のメールを紹介。「福井県にお住まいの…えーっ、15歳、中学生かな…え、女性? 大丈夫ですか、この番組聴いて、もちろん大丈夫というか、うれしいですけどね」と送り主に対しておどけた。

「オヤジ」をテーマにした番組にちなんで、女性が父の日のプレゼントについてつづったメッセージを読み上げると、佐藤は「うち何ももらえませんでしたよ、息子。妻にいたっては『ああ、明日父の日だねえ』と言って何もしなかった。言ったら期待するじゃねえか。少なくとも私は何ももらえなかったということだけ、全国の皆様にご報告しておきます」と笑いながらボヤいた。

この日は、すでに収録済みの、坂東彌十郎(70)谷原章介(53)をゲストに迎えた「オヤジトーク」の前編が告知されていた。予告通り、彌十郎、谷原とオヤジネタや演劇論などについて語った。騒動に触れるような言及や編集などはなく、最後まで通常通りの内容で進行した。

番組のラストでは佐藤から、次週12日も同じ彌十郎、谷原のゲストの「後編」が放送されることが告知された。

佐藤をめぐっては、フジテレビのドラマ撮影中の、橋本愛に対する言動が「ハラスメント」だったと「文春オンライン」が報じたが、佐藤側は否定。フジテレビは佐藤がアドリブで橋本の顔に触れた行為は不問とした上で、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した言葉に問題があったとして佐藤に厳重注意したことを公表した。橋本の所属事務所はフジテレビのスタンスに同調する姿勢を示している。

番組公式サイトでは「オヤジの、オヤジによる、オヤジのための時間」放送しています!人生の四半世紀を占めるオヤジ期間をより楽しむため、俳優・佐藤二朗さんがオヤジなゲストを迎え、オヤジ道を探究していきます」と内容を紹介している。