演歌歌手中村美律子(71)が30日、東京・中野サンプラザでデビュー35周年記念コンサートを行った。

8月25日のデビュー記念日に同所で開催予定も、コロナ禍で約3カ月遅れでの開催となった。昨年から、コンサートやイベントの中止や延期が相次ぐ中、三味線の習得に取り組んでおり、この日もファンの前で披露した。

公演前に取材に応じた中村は、35年を振り返り「いろいろなことがありすぎましたけど、やり続けることができました。皆さんに支えてもらったおかげです。あと35年はやりたい!」。デビュー時は37歳で、“遅咲き”でもあった。「大阪のおばちゃんが、まさか紅白までいけるとは思っていなかった。歌手としては良い人生。あとは体を大切にしていきたいです」。

今後に向けても「年々、足腰も悪くなっていくと思うので、日舞とかにも挑戦してみようかな。目標があれば頑張れますから!」とまだまだ元気いっぱいだった。