TBSラジオ「おはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)のパーソナリティー生島ヒロシ(70)が2日の生放送で、11月22日に急性呼吸窮迫症候群のため92歳で亡くなっていた元TBSアナウンサーの榎本勝起さんを悼んだ。

榎本さんは1952年(昭27)にTBSの前身のラジオ東京に入社。78年から98年まで続いた「榎(えの)さんのおはようさん~!」など、自身の名を冠したTBSラジオの番組を計7000回以上担当。その番組を引き継いで、98年4月から生島が「おはよう定食-」を始めた。

76年にTBSにアナウンサーとして入社して、89年にフリーになった生島は「われらが大先輩。本当に驚きました」と言って、1985年の「榎さんのおはようさん~!」の録音テープを紹介した。

「まさに博覧強記、物知りでね。本当に榎さんの表現の豊かさとか、追い付かないんですけどね。いろいろなことを学ばせていただきました。ご冥福を祈ります」と話した。