新垣結衣(33)が出演する「アサヒ生ビール」の新テレビCM「年末もおつかれ生です」編が、11日から全国で順次、オンエアする。

CMの撮影後にインタビューに応じた新垣は「2021年で印象的だった出来事は何ですか?」と聞かれると「私の中での、一番の印象的だった出来事といったらもう…本当に私事で申し訳ないんですけれども、結婚を発表させて頂いたことが、印象的というか一番、私の中では大きな出来事でしたね」と、5月に発表した星野源(40)との結婚だと即答した。

仕事の面では「本格的な時代劇に参加させていただくことになって、新しい挑戦というか、新しいことが、初めてのことが、いろいろあった1年だったなと思います」と語った。具体的な作品名は口にしていないが「鎌倉殿の13人」(22年1月9日スタート、NHK総合で日曜午後8時)を指しているとみられる。新垣は劇中で、小栗旬演じる北条義時の初恋の女性で、大泉洋演じる源頼朝の妻八重を演じる。

新垣にとって、アサヒ生ビール(通称マルエフ)のCMは9月にオンエアした「復活の生」編、「おつかれ生です」編に続いての出演となる。9月のCMがオンエアされた際は、デビューから20年でビールのCMに出演するのは初めてだったことも話題となり、新垣は当時「今回、私自身初めてのビールのCMだったので、『大人になったなぁ』と感じました」と率直な感想を語った。

その、9月のCMの反響は大きかったという。新垣は「CMの反響は本当に、すごかったです。お仕事の現場で会うスタッフさんたちも、みんな『試してみました』と報告して味の感想を伝えてくださって、そこから会話が生まれて、楽しい日々でした」と笑みを浮かべた。

9月のCMでは、サラリーマンや若者たちが楽しくにぎわう温かみのある店内に入った新垣に、カウンター越しからアサヒ生ビールを手渡した大将との絡みが良い雰囲気を醸し出していた。新垣は今回の新CMについて「少し季節感が変わり、寒さが伝わる内容になっていますが、ぬくもりを感じる空気感はそのままに、すてきなCMになっていると思います。大将も相変わらずすてきな笑顔でした」と手応えを口にした。

アサヒ生ビール(通称マルエフ)は1986年(昭61)2月に発売。翌87年3月に発売された「スーパードライ」のヒットの足掛かりとなったが、当時の生産体制を、キレと辛口を重視し、人気が沸騰したスーパードライに集中するため、93年に缶と瓶は終売となった。ただ、まろやかな味わいは飲食店から愛され続け、たる生のみ継続して販売し続けてきた。中身は発売当時そのままに、缶のパッケージを大きく変えて14日から全国で発売した。

新垣は最近リラックスしたことは? と聞かれると「定番ですが、寒くなってきたので、湯船につかるのが気持ちいい季節になってきたと思います」と笑みを浮かべた。そしてインタビューの最後に、年末年始に、必ずやっていることはありますか? と聞かれると「今回撮影したウエブで公開される映像の中で『お正月になった瞬間、ジャンプしたことない?』って投げかけるシーンがあるのですが、それは毎年必ずやっています。そして、新年の空気を部屋に取り入れるために、窓を全開にします。それはこれからもずっと続けていこうと思っています」と語った。