女芸人ナンバーワンを決める「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」の決勝が13日、東京・日本テレビで行われ、オダウエダが5代目女王に輝いた。

過去最多700組の頂点。2年連続で進んだ決勝の舞台でリベンジを果たし、賞金1000万円のほか、日テレ系人気番組への出演と冠番組の権利を得た。

優勝後の会見で、賞金1000万円の使い道を問われた小田結希(26)は「お母さんに500万渡します」と親孝行娘に徹した。植田紫帆(30)も「母親に今まで育ててもらった分を私も恩返ししたい。お父さんがオーロラ見たいって言っていた」と明かした。また自身の生活環境も告白。「すごい狭い家に住んでいるので広い家に引っ越そうと思います」と話した。

決勝は勝ち残った10組で争い、第1ステージは5組ずつA、Bの2ブロックに分けて実施した。オダウエダはAブロック最終出番で登場すると、小物を使った焼鳥屋で爆笑をさらって1位となり突破。最終決戦はBブロック1位のAマッソ、今回初の企画となった国民投票で敗者復活を果たした天才ピアニストと争い、ストーカーを題材としたコントで最多の3票を集め、勝利をつかんだ。

優勝の瞬間、小田は地面に突っ伏して喜び、植田は「よかったです。うれしい」と号泣していた。

◆オダウエダ 小田結希(おだ・ゆうき)1995年(平7)6月26日生まれ、愛媛県出身。植田紫帆(うえだ・しほ)1991年(平3)7月1日生まれ、大阪府出身。2014年結成。吉本興業所属。THE Wには4度目の出場で2年連続の決勝進出。