昨年結婚していたことを発表した歌手aiko(46)が16日深夜、「ナインティナインのオールナイトニッポン」(木曜深夜1時)にゲスト出演し、結婚を生報告した。aikoはお相手の一般男性が「年下」で「(自身の)ファンの人」であることを明かした。

aikoは番組冒頭、矢部浩之と岡村隆史から「おめでとう」と祝福され、「ありがとうございます」と照れ笑い。昨年10月に結婚した岡村から「俺より先?後?」とツッコまれると、aikoは同月に番組にゲスト出演したことを振り返り「実は、あの時(結婚報告を)しようと思っていたんですけど、住民票を取り寄せてなくて。矢部さんの誕生日(10月23日)、岡村さんの結婚の時に、私もCM中におふたりに言おうと思っていたんです。でも住民票を取り寄せられなかったんで、まだ(籍を)入れてないんですけど、って言おうと思ってたんですけど、ビビって言えなかったんです」と告白。岡村は「ちょっとやってくれたな」と舌を巻いた。

aikoは、1年近く結婚が公にならなかったことについて「バレなかったです。ほとんど、スタッフの人も知らなかったんで」と説明。「事務所の人には書類とか届くのでそれでバレて」としたが、当初知っていたのはマネジャーと所属レコード会社の1人だけで、レコード会社社長にも今夏になってから報告したという。

矢部が「(自分には)ちょっと早く言った?絶対いわれへんと思って」と、早めに知らされていたことを明かすと、aikoは「矢部さんとユーミンに」と松任谷由実の名も。思わぬビッグネームと並び、矢部は「ちょっとaiko、人選おかしいで」と苦笑いした。

さらに岡村が「『ファンの人に手、出そう』とか言ってたから」と、恋愛事情を心配していたことを伝えると、aikoは「あ、でも、ファンの人…」と少し恥ずかしそうに、お相手について明言。「ライブに友達が来てくれて、その友達が連れてきた人。その時は、それこそ『中学生の時から聞いてくれている人』っていうので、連れてきてくれて。あ、すてきな人だなって思って」と、“一目ぼれ”だったことを回想し「年下です。(発表では)言ってないです。あ、(今)言いました」と笑った。

岡村に「曲とかも変わってくるよな」と言われ、矢部からは「テトラポット登った?」とヒット曲「ボーイフレンド」の歌詞にちなんだツッコミも。aikoは「テトラポット登ってないです」と笑った。

結婚生活について聞かれると「ご飯作ってますよ」とその一端を披露。夫が一番おいしいと言う食べ物は「ささみ揚げたやつとか。揚げ物」。さらに矢部から「どの辺が一番好きですか」と聞かれると、「とても優しいところです」とノロけた。夫からの呼び名は「アイちゃんですかね、はははは」と照れ笑いし、矢部に「俺らも『アイちゃん』にするわ」と言われると「いやあ~恥ずかしい」と幸せオーラ満開だった。

aikoは14日に東京ガーデンシアターで開催した全国ツアーのファイナル公演で、昨年結婚していたことを発表した。所属レコード会社を通じても「この人と結婚したいと心の底から思える人に出逢えました」などとコメントを発表していた。