演歌歌手丘みどり(37)が26日、埼玉県秩父郡にある「あしがくぼの氷柱」で、この日発売の新曲「雪陽炎」のPRを行った。

同曲は、雪女の物語がベースとなっている。フォトセッションでは、氷柱をバックに雪女になりきり笑顔のない“冷たい女”に。その後、丘みどりに戻り、囲み取材に応じた。

新曲について「どういう曲にしようってなった時に、やっぱり、丘みどりを1番知ってくださったきっかけは『佐渡の夕笛』かなって思った。1度また原点に戻って、もう1度そこで勝負したいなって思いで、こういうスケールの大きな女心を歌った曲を決めさせていただきました」と話した。

雪女が、人間の男を愛してしまった甲藤を歌唱に込める。ファン待望の“情念ソング”で「ファンの方も『待っていました』って感じですね。結構新曲作る段階で、『どんな曲が良いと思いますか?』って聞いていたんですけど、1番お声が多かったのがこういう曲だったので。自分たちで勝手に作ったというよりは、ファンの方と相談して作った感じの1曲ですね」。

兵庫県姫路市出身。幼い頃からウインタースポーツは身近にあったという。来月4日に開幕する北京オリンピック(五輪)について、注目は「K点をこえる姿がかっこいいから」と「スキージャンプです!」と即答。そのうえで「紅白歌合戦の『K』でもありますし、私もK点越えをしたいです!」と、19年以来、4度目の紅白出場に向けて意気込んだ。