新垣結衣(33)が、15日から全国で発売を開始する「アサヒ生ビール黒生」の新テレビCM「黒生でおつかれ生です」編に出演する。その撮影後のインタビューの中で、以前は食事の後、飲みたかったら飲んでいたビールを「最近は食事と合わせる楽しさを感じられるようになった」と、心境の変化があったと語った。21年5月に結婚を発表した、星野源(41)との新生活の順調さをのぞかせた。新CMは同日から全国で順次、放送される。

新垣は、ビールを何と併せて飲むかと聞かれると「以前はお酒、ビールを飲む時は、食事と一緒にっていう感じじゃなかったんですよ。食事は食事でいただいて、その後に、お酒を飲む気分だったらお酒だけ飲む感じだったんですけど」と明かした。その上で「最近は、食事と合わせるっていう楽しさみたいなのを感じられるようになってきたので、そういう日もありますし、やっぱり食事を終えて、一息ついた後に黒生のようなビールがあれば、何か、ちょっとそういう時間も楽しいですよね」と語った。

新垣は、昨年12月11日から放送されたアサヒ生ビール(通称マルエフ)のCM「年末もおつかれ生です」編の撮影後、応じた取材の中で、1年で印象的だった出来事を聞かれ、星野源との結婚だと即答。「私の中での1番の印象的だった出来事といったら…本当に私事で申し訳ないんですけれども、結婚を発表させていただいたことが、私の中では大きな出来事でしたね」と、しみじみと語っていた。

新垣にとって「アサヒ生ビール黒生」のCMへの出演は、21年9月14日から全国で発売され同月、同12月、そして今年の1月1日に放送されたアサヒ生ビールのCMに引き続いての起用となる。新CMでは、自宅でリラックスした時間を過ごす新垣が、窓から街の夜景や月を見つめながら、ゆっくりと「アサヒ生ビール黒生」を手に取り、今日もがんばった自分や、がんばるすべての人をねぎらいながらビールを口にし、至福のひと時を楽しむ様子を描く。

行きつけのバーで1人で飲んだことはあるか? と聞かれると、新垣は「ほぼほぼ、ないですけど、憧れますね。幾つか行きつけというものがあると、何か楽しそうですね。今日は、こっちにしてみようかな、とか」と語った。そして「例えば、お友達が働いていて、そのお友だちに会いに、そのお店に行くっていうことはありましたね」と、プライベートの交友関係の一端を明かした。

一方で「最近は、やっぱり、こういう状況なので、なかなかないですけど」とコロナ禍の中、感染拡大防止に努める日常生活の様子を示唆。その上で「あとは1人で飲む時って、家にいる時だなと思うんですけど…特に雰囲気づくりはしていないかな」と笑みを浮かべた。

「アサヒ生ビール黒生」は、1982年(昭57)年に日本初の缶の黒生ビールとして発売した「アサヒ黒生ビール」がルーツ。12年の「アサヒスーパードライ ドライブラック」の発売を受けて15年に終売となったが、復活を望む声が寄せられ“復活の黒生”として15日から発売する。

新垣は現在、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合で日曜午後8時など)に出演。劇中では主演の小栗旬演じる北条義時の初恋の人で、大泉洋演じる源頼朝の妻八重を演じている。