NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)は5日、今週のダイジェスト版が放送された。最後に次週予告が流れ、かつてジョー(オダギリジョー)とトランペットを競いあったトミー北沢(早乙女太一)が登場。視聴者が盛り上がった。

※以下ネタバレを含みます。

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次週の設定は1992-1993年。今週から1年進む。

トミーと思われる人物はCDのジャケットで登場する。るい編では、ジョーのライバルとしてトランペットを競い合った。関西一のトランペッターを決めるコンテストではジョーに決勝で敗れたものの、東京の音楽事務所から評価された。

ジョーが突然トランペットを吹けなくなり、東京から帰阪した際は病院を探すなど奔走。最後は姿を消したジョーを追いかけ、るい(深津絵里)とともに車で思い出の海岸へ駆けつける。海へ入っていくジョーをるいが止め、2人が抱擁する姿を陸から見守った。そのシーンを最後にドラマから姿を消していた。

CDジャケットには白いタキシードを着てトランペットを持つトミーが写っていた。赤い文字で「KITAZAWA」と書かれておりCDのタイトルは「innocent」。トランペットを吹けなくなったジョーはるいと結婚。京都に移り、るいとともに回転焼き店を営んでいる。

予告映像ではジョーが「僕もなあ、夢があったんや」とつぶやくカットがあった。CDデビューを果たし、トランペッターとして成功を収めたとみられるトミーが登場することで、再びジョーと音楽がつながっていくのか、注目される。

ほかにヒロインひなた(川栄李奈)が「マイネーム イズ ヒナタ・オオツキ」と英会話教室で外国人のレッスンを受けるシーン。五十嵐(本郷奏多)が伴虚無蔵(松重豊)から道場で「はなむけだ」と何か受け取るシーン。五十嵐が「バカで明るいおまえが大好きだ」とひなたを抱きしめるシーン。ジョーが映画村に五十嵐を訪ね「よろしく」と握手するシーン。るいが「サニーサイドオブザストリート」を歌うシーンなど盛りだくさん。

25秒の予告映像を見たファンからは「トミーがCDのジャケットに?!」「トミー、やっぱりプロのミュージシャンになってた!!」「来週はトミー北沢が楽しみ」「トミーだよね。ジョーの音楽がやっとこさ描かれるかな」「ジョーはトミーに楽曲提供してたとか?」などと盛り上がった。

番組公式ツイッターも「英語が、トミーが、『サニーサイド』が!懐かしいあれこれ、再登場のようですよ」とつぶやくなど、来週も「カムカム」から目が離せない。