NHKの朝のニュース番組「おはよう日本」(月~金曜午前5時)が1日、放送された。キャスターを務める桑子真帆アナウンサーは、この日が最後の出演となった。

桑子アナは、全国向けの放送枠の最後で「今日が現体制では最後となります」とあいさつ。「下を向きたくなるニュースが多い中、少しでも朝の時間で前を向く後押しをできてよかったなと思っています」と笑みを浮かべた。

タッグを組む高瀬耕造アナも「5年間、平成から令和にかけてお伝えしてきました。コロナ禍もあって、今までよりも、とても皆さんを近くに感じながらお伝えしてきた、そんな気持ちがあります。皆さんにとっても近くに身近に感じていただけたら、私自身幸せなことです」とコメント。そして「『おはよう日本』、これからもよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

最終盤では、すっかりおなじみとなった「朝ドラ送り」の思い出にも触れ、高瀬アナは「この朝ドラ送り、当初はすぐ終わると思っていたんです。視聴者の皆さんの応援をいただいて、ここまで続けることができました。本当にどうもありがとうございました」と感謝。また「ヒロインの成長物語に自分自身を重ね合わせて見る喜び、楽しみがあります。この後もひなたちゃんの活躍、成長を見守りたいと思います。頑張れひなたちゃん!」とヒロインへのエールで締めくくった。

桑子アナは今月から「クローズアップ現代」(月~水曜午後7時30分)、高瀬アナは「ニュースLIVE!ゆう5時」(月~木曜午後5時)を担当する。

新年度となる4日からの「おはよう-」は、首藤奈知子アナ、三條雅幸アナのコンビで放送される。