EXILE世界(31)GENERATIONS中務裕太(29)らEXILE TRIBEのパフォーマー10人が、iScreamの「つつみ込むように…」の新ミュージックビデオ(MV)に出演することが4日、分かった。今日5日からYouTube公式チャンネルで公開される。

MISIAの98年のデビュー曲でもある同曲は、今年1月にLDHの3人組ガールズユニット、iScreamがカバー。第1弾のMVでは、当時のMVにバックダンサーとして出演していたEXILE MAKIDAI(46)が出演し、3人の類いまれな歌唱力と相まって、YouTubeでの再生回数が180万回を超え、ラジオなどでも話題になっていた。

新MV制作では、MISIAや、MISIAが所属する「リズメディア」へのリスペクトをより込めた。ストリートダンスが中心だった当時の日本のダンスシーンにおいて、MISIAはクラブカルチャーを根付かせるべく、同曲のMVやライブにストリートダンサーを起用。そこに、まだEXILEとしてデビュー前のMAKIDAIも参加していた。

今回は世界、中務をはじめ、THE RAMPAGE陣(28)神谷健太(26)与那嶺瑠唯(26)山本彰吾(26)岩谷翔吾(25)浦川翔平(24)武知海青(24)後藤拓磨(23)の8人を加えた10人でパフォーマンスした。

サビの振り付けを担当した世界は「MISIAさんの『つつみ込むように…』がリリースされた時、僕は小学2年生だったのですが、世界中を探しても見たことのないようなカッコいいMVで、とても衝撃を受けたのを覚えています。ダンサーをフィーチャーしたこの作品がなかったら、現在のダンス&ボーカルグループのようなスタイルは生まれていなかったかもしれませんし、こんなにも多くの日本人がダンサーを目指すこともなかったのではないかと思います。サビのパートでは、当時のMVの振り付けをリバイバルっぽく入れるなど、随所にオリジナル作品へのリスペクトを込めました」。

中務も「24年の時を経てこのような形でMVに参加することができ、とても光栄でした。これまでダンスシーンを築いてきたダンサーさん、そしてその礎を築いてくださったリズメディアさんやMISIAさんへのリスペクトの気持ちを込めて撮影に臨んだので、身を引き締めながら、使命感を持って踊らせていただきました。少しでもダンスの魅力が伝わったらうれしいですし、ダンサーになることを夢見る子どもたちをはじめ、ダンスに関わる全ての方々に僕たちの思いが届くとうれしいです」。

iScreamの3人も「尊敬する大先輩の方々と共演することができ、iScreamにとってとても貴重な経験となりましたし、世代を超えて1つになれるようなすてきな楽曲に携われたことをとても光栄に思います」とコメントしている。