NHKは10日、神木隆之介(28)が主演する23年度前期連続テレビ小説「らんまん」のヒロインを、浜辺美波(21)が演じると発表した。15年「まれ」以来2度目の朝ドラ出演となる。

「日本植物学の父」と言われる学者・牧野富太郎をモデルにした物語で、浜辺は神木演じる主人公槙野万太郎の妻・寿恵子として登場する。苦しい家計をやりくりして研究に没頭する夫を支え、貧しくも楽しく明るい家庭を築いていく。

浜辺は「祖父母、親孝行になる朝ドラという歴史ある番組に神木隆之介さんという敬愛する大先輩と共に出演させていただける機会との巡り合わせに、企画書を読む手が震えるほどうれしかった」と出演に大喜び。「夫を支えるひたむきな妻、という姿だけではなく寿恵子さん自身が植物のように根を強く張りたくましい女性として生涯を万太郎さんと駆け抜けて行けたらよいなと思っております」と意気込んだ。

神木も「浜辺美波さんのお名前を聞いた時、純粋にうれしかったです。心から信頼をしている方なので万太郎と寿恵子さんの関係にこの信頼を乗せて築き上げていけたら」と抱負を語った。